ウーバーイーツ?あーあのでっかいバッグ背負った自転車の人たちね!
と認識している人はかなり多い。
だが、ウーバーイーツ=自転車
と言う考えは今やちょっと時代遅れだ。
今、ウーバーイーツで使われる車両は自転車のみならず、バイク、車は当たり前、最近では車両を使わない徒歩配達も始まった。
これだけ選択肢が増えると、ウーバーイーツをこれから始めようと考えている人は、何を使って稼働するのか迷うだろう。
そこで今回は、ウーバーイーツで使える車両のメリットとデメリットについて、配達回数8500回越えの現役配達員である私がお話ししてみたいと思う。
・各車両のメリットとデメリットがこれ!〜自転車編〜
まず、今回は車両の中でも自転車のメリットとデメリットについてお話ししよう。
自転車で稼働するメリットは以下の3つである。
- 小回りが効く
- 駐車に困らない
- 運動になる
順に説明していこう。
メリット1:小回りが効く
小回りが効くかどうかは稼働地域によっては死活問題だ。
私が稼働しているエリアは店が駅前の人通りが多い繁華街に密集しており、時間によっては車の侵入が許されない。
そのため、車やバイクで稼働している場合は遠くに止めて徒歩で料理を取りに行かなければならず、大幅に時間をロスすることになる。
また、配達に関しても車では入れないような道をショートカットとして使えるようになるため、とにかくストレスなく配達が可能になる。
メリット2:駐車に困らない
配達先に駐車場があるとは限らないが、自転車にはそんなことは一切関係ない。
ドロップ先の一番近い場所に自転車を止め、常に最短で荷物を届けることが可能だ。
メリット3:運動になる
自転車は膝に負担がかかりにくく、健康的に痩せられることで有名だ。
実際、ウーバーイーツの自転車勢の消費カロリーは凄まじく、
知り合いはウーバーイーツを始めてから3ヶ月で15kg痩せた。
痩せたいけどジムに行くのはちょっと・・・
と言う人は、金を稼ぎながら痩せると言うのもありだろう。
次に、自転車で稼働する場合のデメリットについてお話ししよう。
自転車で稼働するデメリットは以下の3つだ
1 雨の日が大変
2 疲れる
3 メンテナンスが必要
順に解説していこう
1 雨の日が大変
言うまでもなく、雨の日はずぶ濡れになる。
雨に日に自転車でウーバーイーツをやると言うことは濡れに行くと言うのと同義だ。
また、雨の日は路上が滑りやすいだけでなく、ブレーキも効きにくいためかなりの危険が伴うことになる。
更にこれからの季節は雨に加え寒さも加わることから、体調管理の面からもかなり厳しい稼働になることは覚悟しなければならない。
2 疲れる
はっきり言って自転車での稼働はマジで疲れる。
特に足の疲労は半端でない。
場合によっては、疲れた体を引きずりながら稼働しなければならないこともある。
自転車で稼働するのは、歳を食った人にかなり辛いものになることは言うまでもないだろう。
3 メンテナンスが必要
自転車は1日に何十キロも漕ぐことを想定して作られていない。
そのため、自転車で稼働する場合はチェーン、ブレーキ、タイヤの定期的なメンテナンスは必須だ。
私の場合、チェーンは3ヶ月に1回交換、ブレーキは1ヶ月に一回点検、タイヤはダメになったタイミング(3ヶ月程度)でそれぞれ交換している。
これは劣化する前に交換しているのではなく、全て劣化後の交換だ。
これを怠ると配達中に走行不能になったり、最悪事故に巻き込まれることもあり得る。
費用はだいたいそれぞれ1万程度だが、長く配達員をやるなら馬鹿にならない金額となる。
・まとめ
と言うことで、今回はウーバーイーツで選択する車両のメリット、デメリット自転車編をお送りしてみたがいかがだろうか。
ウーバーイーツ配達員は自転車で稼働している割合が圧倒的に多い。
だが、今回の内容で、自転車が必ずしも一番良い稼働方法ではないと言うことがお分かりいただけたのではないだろうか。
次回は、ウーバーイーツでバイクを使う際のメリットとデメリットについてお話ししていきたいと思う。
今日はここまで。