置き配を希望してから数十分後・・・
ピロりん
「配達完了」通知だ。
「あーお腹すいたー」
とウキウキでドアを開けると、そこには何も置かれていない。
「絶対に家間違えてるじゃん!!もう最悪!!」
なんてことは無いだろうか。
これはいわゆる誤配と言うもので、客が最も迷惑を被るケースの一つである。
今回は、誤配が起きた際の対応を中心に、置き配における誤配について説明していこうとおこう
・誤配された場合はどうなる?
結論から言って、どうしようもない。
ヤマト運輸や佐川急便のように再配達を依頼することはできないし、Uber Eatsに文句を言ったところで新しい配達員がまた料理を持って来てくれることはない。
間違いが起きようと起きまいと、配達完了した時点でその配達員の仕事は終了、配達を終えたと同じ扱いになってしまうのだ。
・誤配が起きたらどうするべき?
あきらめる他ないとは言え、それではあまりにも理不尽すぎるといえば理不尽すぎる。
誤配された場合は以下のことを行おう
- 1 運営に連絡する
- 2 配達員に連絡する
1 運営に連絡する
注文者アプリの注文画面には、配達の問題について報告できるアイコンがあるはずだ。
そこから「商品が届いていない」と言う項目を選択して運営に報告しよう。
料金は全額返金されるはずだ。
これを行わないと料理は届いたと認定されてしまうため、誤配の場合は必ずこの手続きを行おう。
2 配達員に連絡する
配達が終了してからしばらくの間はまだ配達員に連絡を取ることができる。
そこから配達員に連絡をしてみるのも手だろう。
もしもまだその近くに配達員がいれば、再配達をしてくれる可能性はある。
この辺は配達員の良心にかかっているため、可能性は低いかもしれないが試す価値はあるだろう。
実際、私も誤配をやらかしたことがあるが、その時は客から連絡きて、渋々2kmの道のりを引き返し、正しい場所配達し直したことがある。
・誤配が起きないようにするためには?
ここまで、誤配が起きた時の対処法について説明してきたが、そもそも誤配が起きないように注文者自体が最初から手を打っておくべきなのだ。
なぜなら、配達員と言えどその土地を熟知しているわけではないし、ましてや注文者の家なんて知るわけがないのだ。
それらを踏まえ、注文者は事前に以下のことを行い誤配を防ごう。
1 必要な情報が入力されているか確認する
はっきり言ってこれに尽きる。
ここで言う必要な情報とは、住所、マンション・アパート名、部屋番号などだ。
「そんなのが入っているなんて当たり前だろ」
と思うかもしれないが、これらを入力していない注文者はマジで多い。
この原因は以下の2点だと推測している。
- 1 アプリのアップデートによるバグ
- 2 新築の一軒家、新しいマンション、アパート
1 アプリのアップデートによるバグ
Uber Eatsのアプリは頻繁にアップデートが行われるのだが、これがうまく行かないパターンが結構あるように思える。
実際、最近はアパート名、マンション名が表示されないことが非常に多く、以前は表示されていた注文者の情報も消えていることがよくある。
配達が開始された時は、自分の登録情報を見直そう。
2 新築の一軒家、新しいマンション、アパート
Uber EatsのアプリはGoogleマップに紐付けされているため、配達開始と同時にGoogleマップが起動する。
だが、新築の一軒家、アパート、マンションはGoogleマップに登録されるのに半年〜1年近くかかるため、住所が表示されないのだ。
これを知らない人は意外に多く、「入力したのに!」とキレている注文者結構いる。
新築住みの人は事前にメモ欄に自宅の特徴などを書いておくと良いだろう。
2 配達員の動きを確認する
注文が受理され、配達員が決まると、注文者は常時配達員の動きをアプリ上で確認することができるようになる。
そのため、もしも配達員が間違った方向へ向かっていたり、別の家の前で止まっているようなら「そこではありません」などのメッセージを送ったり、電話をかけたりした方が良いだろう。
・誤配をしないために配達員ができることは?
私としては、誤配が起きるのは99%注文者の責任だと思っている。
よって、誤配を減らすための我々配達員ができることは以下の2つくらいしかない
- 1 わからなかったら即電話する
- 2 Googleの画像検索を使う
1 わからなかったら即電話をする
Uber Eatsは時間との戦いだ。
住所が入力されていない注文者に時間を割いている暇などない。
そのため、目的地に到着しても配達先が見つからない時は速攻で電話をして確認した方が良いだろう。
そして、応答がしなかったら即10分タイマーを作動させ、待ち時間を最小限に抑えよう。
2 Googleで画像検索
近年、マンション名やアパート名が外壁に記載されていない場合が結構ある。
こう言う時に限ってマンションが密集していたりするのだ。
同じようなマンションばっかり!
と思ったら、Googleの画像検索を使ってみよう。
そこを管理している不動産会社のホームページでマンションを特定できることがある。
・まとめ
今回は置き配における誤配についてまとめてみたがいかがだっただろうか。
配達員側も十分に注意しているが、対面で渡さないと言うことはこのようなリスクと常に隣り合わせということでもある。
誤配を防ぐ一番の方法は、結局対面で受け渡すこと以外にはあり得ないのだろう。
今回はここまで。