近年、Uber Eatsの始業時間が早まっている。
私の稼働している地域でも以前は9時スタートだったのが、8時スタートに早まった。
多くのUber Eats配達員は言う。
「8時から来ても絶対に注文が入らない」
と。
実際、Uber Eatsの稼ぎ時は昼食時、夕食時となっており、グラフを見ても
早朝のオーダーはかなり薄いことが見て取れる。
朝は本当にオーダーが少ないのだろうか。
今日は配達回数7900回超えの現役の配達員である私が、早朝の稼働は稼げるのかどうかについて解説していこうと思う。
・早朝は稼げる?
結論から言うと、稼げる。
アイドルタイムの部類になる早朝が稼げるのは以下の3つの理由からだ。
- 意外と需要がある
- 人が少ない
- 単価が高い
順に解説していこう。
1 意外と需要がある
朝は需要がないと思われがちだが、この考え自体がそもそも間違っている。
朝8時と言うと、すでにデスクワークに取り組んでいる人や、9時からテレワークを開始しようとしている人は結構いて、その前後に朝食を食べようと考えている人が多く、
「自分で作るのはめんどくさいからUber Eats使お」
と言うのが結構いるのだ。
その時間は確かに開いている店は少ないが、ローソン、スタバ、マック、松屋と言ったサクッと食べるにはもってこいのお店が結構開いているため、そのような層のニーズを満たすにはぴったりの条件が重なっていると言える。
2 人が少ない
Uber Eats配達員の多くは昼、夜のピークタイムに出勤してくることがほとんだ。
それに、先程言ったように朝は稼げないと思っている人も多いため、その時間は配達員の数がマジで少ない。
よって、そのエリアの注文を独り占めできることもある。
実際、私自身先日1時間で5件のオーダーをもらうことができた。
この時間は言わばブルーオーシャンと言っても過言ではないだろう。
3 単価が高い
新料金改定以降、需要、時間、配達員の人数により報酬が変わることは以前お話ししたと思う。
朝は「比較的需要がある」+「配達員が少ない」ため、私が稼働しているエリアに関して言えばピークタイム以上に単価が高く、1kmで500円近くをつけることがある。
少しでも多く稼ぎたいのであれば、その時間に稼働する価値は十分あると言えるだろう。
・早朝に稼働するデメリットは?
ここまで読むと完全に朝に稼働することに利があるように思うだろうが、デメリットももちろんある。
それは安定感に欠けると言う点だ。
朝の需要は間違いなくあるのだが、無い時は全くない。
1時間に1件と言う日もあった。
私が稼働している地域では土日ほどその傾向が強い気がする。
都内で稼働しているのでないのであれば、実際に自分で稼働してみてデータを収集するのが良いだろう。
・まとめ
今回はウーバーイーツ配達員は早朝に稼働しても稼げるのかについてお話ししてみたがいかがだっただろうか。
今の時期は全くオーダーが入らずに不平不満が溢れてしまう人も多いだろう。
そのような時期だからこそ、損失を最小限に抑えられるよう工夫を凝らすことが必要だ。
その選択肢として、「稼働時間を早朝にする」と言うのは入れておいても良いのではないだろうか。
今日はここまで。
お読みいただきありがとうございました。