「ウーバーイーツって本当に危ないのよね。いつもスマホばっかり見てて。」
我々を目にする一般市民は皆口々にそう言う。
確かに、最近配達員が増えたことは良いが、スマホを手持ちで稼働している配達員が目立ってきたように感じる。
「え、別にそれでも良くない?」
と言う人もいるだろう。
全く良くない。
スマホホルダーは配達員にとってはウバッグと同じくらい必須のアイテムなのだ。
と言うことで今回は、スマホホルダーのあれこれについて、配達回数7800回超えの現役配達員である私がお話ししてみたいと思う。
・スマホホルダーは必須?
もう一度言うが、スマホホルダーは必須だ。
ウバッグと同じくらいスマホホルダーは必須だ。
携帯を見ながら自転車をこいでいると警察の捕まると言うこともあるが、スマホホルダーを使う理由はそれ以上に安全に稼働するためだ。
最も注意しなければならないのは歩行者に対してだ。
歩行者の動きというのはマジで予測が付かない。
突然隅から飛び出してくるし、左右を確認せずに平気で道路を横切ったりする。
それらはほんの数秒の出来事であり、正にポケットから携帯を取り出そうとする数秒と重なるのだ。
スマホホルダーを付けていれば携帯を確認するのはポケットから携帯を取り出すのにかかる1/10で済む。
これだけで最悪の自体はどうにか免れることができるだろう。
・おすすめのスマホホルダーはこれ!
楽天やアマゾンで「スマホホルダー」と検索すると、山のようにスマホホルダーが出てくる。
どれを買えば良いのか迷うところではあるが、おすすめはミノウラのこのスマホホルダー一択だ。
これがその他のスマホホルダーより優れている点は以下の3点だ
- 外しやすさ
- 安定感
- 耐久性
順に解説していこう。
1 外しやすさ
私が稼働している地域では、1度稼働すれば10回以上は配達に行くことになる。
店についてからスマホを外し、配達先についてもスマホを外すわけだから、スマホは配達回数の倍スマホホルダーから外すことになる。
この作業、地味だが毎回毎回やってるとマジでだるい。
特に、4点留めのゴム式のスマホホルダーだといちいち4角を外したり、固定したりを繰り返さなければならない。
だが、ミノウラのスマホホルダーはつまみ一つで取り外し可能だ。
時間の短縮はもちろん、ストレスを一気に軽減してくれる。
2 安定感
道路は平坦ではない。
時には段差を降りたり、砂利道を走行しなければならない時もある。
そのような場所へ行くと、小さな振動で少しずつスマホホルダーの固定力が弱まってスマホが落下することがよくある。
その結果、スマホ画面にヒビが入ったり、液晶を破損して稼働ができなくなることも珍しくはない。
だが、ミノウラのスマホルダーは一度固定するとマジで緩まない。
背面を見るとわかるが、ギザギザになった歯と歯ががっちり噛み合いバックラッシュで固定力が弱まらないような構造になっている。
さらに、ミノウラのスマホホルダーは各々のスマホの大きさにピッタリ合うようサイズを自分で調整できる仕様になっているため、スマホホルダーとスマホの間に隙間ができることがない。
上からスマホを押さえつけるゴムも付属しているため、安定感はより一層高まる。
3 耐久性
スマホホルダーは基本的に頑丈な作りになっている。
とは言え、所詮はプラスチックだ。
そのため、ちょっと力が加わったり、力を加える方向を間違えたりすると思いの他簡単に折れてしまう。
特にスマホホルダーにおいて一番折れやすいのが取り外しに使うつまみの部分だ。
以前ドンキで買ったのは2ヶ月くらいでつまみが折れたが、ミノウラのは1年以上使っている今でも折れたことがない。
この耐久性はプラスチックの太さに由来しているのか、特殊な繊維作られているからなのかはわからないが、他のものより長持ちするのは間違いないだろう。
以上が私が思うミノウラのスマホホルダーのメリットである。
デメリットを1つあげるとしたら、何回も使っていると開閉しにくくなることだ。
その際は裏側の歯の部分、アームの部分両方にオイルを刺せば一瞬で解決するので試してみて欲しい。
・買わない方が良いスマホホルダーは?
次に、買うべきではないスマホホルダーをご紹介しよう。
それは以下の2つだ。
1 ゴムで止めるタイプ
2 四隅だけ止めるタイプ
順に解説していこう。
1 ゴムで止めるタイプ
ドンキで良く売ってる安価なやつだ。
これの何がだめかというと、これ、とにかく固定するゴムの部分が切れやすい。
たまにしか使わない人なら別に良いかもしれないが、毎日、何十回も取り外すのであれば恐らく1ヶ月も持たないかもしれない。
買い直すとかなりコスパが悪いので、長く配達員をやるのであれば絶対に買うべきではない。
2 四隅だけ止めるタイプ
これはアマゾンで良くオススメで出てくるものだ。
使っている人も多い。
だが、私から言わせるとこれは安定感に欠けるのだ。
ミノウラのと違い、これは4隅を点でしか固定していないため、段差などでどこか一点がずれたら即スマホが転げ落ちることになる。
「段差なんていかねーから!」
と言う人もいるかもしれないが、ウーバーイーツをやるなら、念には念を推しすぎるくらいがちょうどいいのだ。
・大注目!スマホホルダーによりも優れている?のがこれ!
最近私が注目しているのがこのアームババンドと言うやつだ。
これ、見てわかるようにランニングとかで使うやつで、手にスマホを巻きつけるようにして使うのだ。
これのメリットは以下の4点だ。
- 取り外しが必要ない
- 楽に持ち運べる
- 衝撃が少ない
- 見やすい
順に解説していこう。
1 取り外しがない
先ほども言ったが、スマホホルダーからスマホを取ったり付けたりするのはマジでめんどくさいのだ。
手に巻きつけておけばその手間が一切かからない。
より配達がスピーディーにこなせるようになるだろう。
2 楽に持ち運べる
配達員の中には電車で遠征している人もいる。
そのような人たちは現地でレンタサイクルを借りることになるのだが、レンタサイクルにはスマホホルダーが付いていない。
アームバンドは見ての通り持ち運びが超楽なため、遠方でレンタサイクルを使ってもスマホが手持ちということはなくなる。
3 衝撃が少ない
腕につけるのいうことは、地面からの下から突き上げるような衝撃は受けなくなる。
スマホホルダーは自転車に直接付いている。
そこにスマホを付けるのだから、地面からの衝撃はもろにスマホに直で伝わることになる。
今の時代の電子機器はよほどデリケートなもの以外は衝撃吸収機能がついているため大丈夫だろうが、長期的に見たら故障の原因になることは間違いないだろう。
4 スマホを確認しやすい
スマホホルダーもアームバンドも視線を下に落すだけで即画面を見れると言うのは共通していると言えばしている。
だが、スマホホルダーは自分の正面に位置しているため、太陽が高くなると太陽が画面に反射してかなり画面がかなり見ずらくなる。
一方、アームバンドは自分より斜め、かつ内向きに取り付けるため、太陽の反射を受けにくく、画面が非常に見やすい。
太陽の高さにより画面の向きは簡単に変えることができるため、時間によって見辛くなると言うこともない。
以上が私がアームバンドのメリットである。
1つデメリットをあげるとしたら、画面がビニールに見えるが、完全防水ではないと言うこと。
雨の日に使うなら、何かしらの工夫が必要になりそうだ。
・まとめ
今回はスマホホルダーについて色々お話ししてみたがいかがだっただろうか。
オススメのスマホホルダーを紹介はしたが、正直どれでも構わない。
とにかく、スマホホルダーを付けて稼働することが何よりも大切だ。
それにより、自分の命も、相手の命も守れることになれば安いものだろう。
No スマホホルダー No ウーバーイーツ
肝に銘じておくと良いだろう。
今日はここまで。