は?なんで低評価付いてるの?!
きちんと運んだにも関わらず、なぜか低評価がついてる。。。
なんてことは良くある。
そう言う時のモヤモヤと言ったらこの上ないだろう。
実は低評価と言うのは「ちゃんと運んだから付かない」のような単純なものではではなく、もっと様々な要素が絡み合ってつくものなのだ。
と言うことで今回は、低評価をもらう理由について、配達回数8000回越えの現役のUber Eats 配達員である私が色々と解説していこう思う。
・こんな理由!?客が低評価を付ける理由6選!
客がウーバーイーツ配達員に低評価を付ける理由は、経験上以下の6つの場合であることが多い気がしている。
1 こぼれている
2 配達が遅い
3 ダブルピック
4 要望無視
5 見た目
6 熟成案件
順に解説していこう。
1 こぼれている
これは仕方がない。
配達員の最たる使命はこぼさずに運ぶと言うことである。
それを犯してしまったら低評価が付いたとしても文句は言えまい。
店の梱包が雑、受け取った時からすでにこぼれていたと言った場合もあるだろう。
だが、いかなる理由があろうと客からすればこぼれていたと言う事実は変わらず、責任の所存は全て配達員にある。
理不尽な話だが、配達員をやるならこれは甘んじて受け入れなければならない。
2 配達が遅い
ウーバーイーツは大々的「即配達!」なんて言っているものだから客の多くはそれを完全に信じ切ってしまっている上に、「あと〜分で配達員が到着します」と言う表示が客のアプリに表示されるため客は時間に関してかなりうるさい。
しかも、客は配達中の我々の動きを常時アプリで追えるため、止まったり、道を間違えたりしても遅い判定を食らうことになる。
「ピックしてから5分で届けたけど?」
と思う時もあるだろう。
後に解説するが、客が注文した時間と我々が注文を受けた時間には大きなタイムラグが生じることがある。
ピックから5分で届けたとしても、客は1時間以上待つなんてことは珍しい話ではないのだ。
2 ダブルピック
ダブルピックの場合、1件目を配達中、2件目の客には「ただいま1件目の荷物を配達中です」と表示されるのだが、2件目の客からすれば面白くない話だ。
だって、2件目の客からすれば「早く食いたいのになんで俺が2件目なんだよ!」となる訳だから。
実際私もダブルピックで1件目を配達中客から「おせーよ」と言うメッセージが来たこともある。
最近はダブルピックの報酬は少ないこともあり、ダブルピックは受けない方が良いのかもしれない。
3 要望無視
「着いたらインターホン押してください」
「段ボールの中に入れてください」
「ケチャップ2個もらってきてください」
など、大なり小なり配達員に要望をしてくる客は少なくない。
これらを無視した場合も客は容赦なく低評価を付けてくる。
無理なものは無理なものとしてきっぱり断れば良いが、簡単なものは聞き入れる姿勢を持つことも大切なのかもしれない。
5 見た目
ウーバーイーツは食品を扱う仕事だ。
汚い格好をした人間が食べ物を持ってきたら食べる気が一瞬で失せる。
ウーバーイーツの利用客には女性も多いため、清潔感の欠如は大いに低評価の対象となり得る。
6 熟成案件
新料金体制になってから事前に配達先がわかるようになったため、ほとんどの配達員は遠方への配達依頼を拒否する。
その配達はまた違う配達員へ飛んでいく訳だが、その配達員もその依頼を拒否、違う配達員もその配達を拒否、次の配達員もまた・・・
のように、拒否されまくってたらい回しになった配達のことを熟成案件と呼んでいる。
熟成案件は拒否されまくった挙げ句かなり長い時間配達員が見つからない状態が続いている可能性があるため、それを取って一生懸命配達しても「遅い」と言う理由で低評価を食らうことは良くある。
ロング、やたらと報酬が高い、この2つは熟成案件化してる可能性が非常に高いため、取らない方が無難だろう。
・全く身に覚えのない低評価
ここまで、低評価が付く理由について色々とご説明してきたが、
「いや、俺は本当に何も低評価されるようなことはやっていんだよ!」
と言う配達員もいるだろう。
そういう配達員は、実際本当に何もしていないのだと思う(笑)
「じゃあなんで低評価が!?」
それは、単純に注文者の気分だ。
もはやこちらではどうしようもない。
「こいつに低評価付けておこう」
と思ったのだろう。
それはもう「運が悪い」
と思うしかないだろう。
・まとめ
今回は低評価が付く理由についてまとめてみたがいかがだっただろうか。
低評価を防ぐために配達員側で対処できるものもあるが、できないものも多くあることがお分かりいただけたのではないだろうか。
低評価は気にしすぎるのも良くないが、気にしなさすぎるのも良くない。
やるべきことをきっちりとやり、まずは完璧な配送を目指していこう。
今日はここまで。