チップ欲しいな〜
ウーバーイーツ配達員誰しもが思っていることだろう。
多くの配達員はチップをもらえるかどうかは運だと思っているようだが、実は、チップをもらうのためにはいくつかのコツがあるのだ。
と言うことで今回は、配達回数8100回超えの現役ウーバーイーツ配達員である私がチップをもらうためのコツについて実体験を元にご説明しよう。
・チップをもらう最強のコツ
ウーバーイーツでチップをもらうコツは、ズバリ、他の配達員と良い意味で違うことをすることだ。
具体的な例は以下の4つだ
- 笑顔
- 礼儀
- コミュニケーション
- メッセージ
順に解説していこう
1 笑顔
「笑顔を作るなんてそんなの当たり前じゃない?」と思う人がいるが、当たり前ではない。
Uber Eats配達員はほとんどが隠キャだ。
だから、人前に出るだけで表情が強ばり笑顔どころではない人間は結構いる。
また、商品受け渡しの際は商品を適当に渡せば良いので、いちいち笑顔になる必要もないのだ。
これらのことから、注文者に笑顔を振りまくと言うのは「他とは違う感じが良い爽やかな配達員」と言う印象を与え差別化になると言うことだ。
2 礼儀
「いやいやこれだって笑顔同様当たり前のことだろ」
と思っただろう。
だが、当たり前ではない。
その理由は1と同じだ。
「お待たせしました」「ありがとうございました」
をはっきりと大きな声で言うようにしよう。
3 コミュニケーション
私の経験上、客とコミュニケーションが生まれた時はほぼチップをもらえている。
客と対面するのは長くても1分くらいなので、そんな短い時間にコミュニケーションなんて普通は生まれない。
だからこそ、そこでコミュニケーションが取れると大きな差別化に繋がるのだ。
コミュニケーションとは言え、そんな深いことを話すのではない。
自分が良くラーメン屋の料理を配達した時などは、客が現金を取り出してる間に
「この店のラーメン本当に美味しいですよね〜」
などと軽く話を振ったり、鍛えてそうな客だったら「ガタイやばいですね〜」みたいなことをちょこっと話す感じだ。
そのちょっとした対話が、客の好感をグッと引き寄せる。
4 メッセージ
置き配の時はメッセージを送るのも有効だ。
実際、私の知り合いは馬鹿みたいに長いメッセージを毎回毎回コピペで送り付け、結構な額のチップを得ている。
ちなみにどのようなメッセージを送っているのかというと、「ご利用ありがとうございます。大変お待たせいたしました。料理は熱いうちにお早めにお召し上がりください。袋の持ち手はアルコール消毒済みですのでご安心ください。またのご利用お待ちしております」みたいな感じだったような気がする。
なお、本当に持ち手の部分をアルコール消毒しているかは不明。。。
・むしろ損。これをやってもチップがもらえない行為がこれ
次に、チップがもらえそうで意外と逆効果なものを紹介しよう。
それがロングの配達だ。
これはマジで無意味だからチップを期待してオーダーを受けるのは絶対にやめた方がいい。
「5km先まで届けたのだから客はこの頑張りを認めてチップをくれるだろ!」
と思う人は結構いるが、これは大きな間違いだ。
ロングへ行っても客はチップなんてくれない。
チップどころからむしろ低評価を喰らう確率の方が高い。
と言うのも、新料金体制以降、ロングの配達はマジで運び手が見つからなくなっている。
そのため、ロングの客はかなり長時間待たされているのが普通なのだ。
客の多くは待たされたことに対するフラストレーションが溜まりまくっている。
そんな状態で「遠くまで来てくれてありがとう」なんてなるはずがないのだ。
・こざかしいことはしなくていい
さて、ここまでチップをもらう方法を色々説明してきたわけだが、読者の方はこう思ったのではないだろうか。
「さぞかしお前は大量のチップをもらっているのだろうな!」
と。
確かに、昔は結構もらっていた方だ。
だが、今はほとんどもらっていない。
先週は90円しかチップが入っていなかった。
なぜかと言うと、今は今回紹介したものをどれひとつとして実践していなからだ(笑)
そりゃもちろん挨拶などと言った人として最低限のことはしている。
だが、チップ欲しさに爽やかにしようとか、満面の笑みを振りまこうなどと言った気は一ミリもない。
と言うのも、以前もお話ししたが、チップはもらえる方が稀なのだ。
いくらチップをもらえる確率を高めるとはいえ、確率が少ないものの確率を上げることに精力を注ぎ込むのはあまりにも非効率な努力の仕方なのだ。
あくまでもやることをきっちりこなし、その結果チップが付いてきたら良いなくらいの感覚の方がストレスもたまらないし、労力も少なくて済む。
・まとめ
今回はチップをもらうコツについて色々お話ししてみたがいかがだっただろうか。
言うなれば、チップをもらうコツは自分がされて嬉しいことを相手にすることである。
相手の気持ちを察した結果がチップと考えていいだろう。
Uber Eats配達員の給与は上がりにくいため、少しでも多くの額を稼ごうとしたらチップに頼ることになる。
もっとチップが欲しい!と思う人は、是非紹介したものを実践してみて欲しい。
今日はここまで。