低評価と言うのは客からだけでなく、店から付けられることもある。
店から付けられようと客から付けられようと低評価は低評価であり、こちらの評価が1下がる。
「じゃあ店から低評価もらったってどうせまた挽回すできるんだから気にする必要ないじゃねーか」
と思った配達員は多いかもしれない。
だが、私の経験上、店からの低評価は客からのそれとは比べてはならない。
店からの低評価は気にした方がいい。
今回は店からの低評価を気にした方が良い理由を配達回数8000回越え、現役の配達員である私が解説していこうと思う。
・店から低評価をもらうのはどんな時?
では、まずは店からの低評価はどのような時に付くのかをお話ししよう。
と言っても、8000回以上配達した中で店から低評価をもらったのは覚えているだけで6回程度であるためあまり当てにならないと思うが、私の経験上、店から低評価をもらうのはだいたい以下の2つ場合だ。
1 汚い格好で店に入る
2 店員とトラブルになる
順に解説していこう。
1 汚い格好で店に入る
汚い格好で店に入ることは、食品を触れることに関してはもちろん、他の客にも不快な思いをさせることになる。
すなわち、それは店に迷惑をかけることであり、低評価の対象になる。
かく言う私もウーバーイーツを始めたばかりの頃、手袋がかなり汗臭いのを放置してピックに行った時3店舗連続低評価が付いたことがあった。
それ以来、匂いに気を付けているのは言うまでもない。
2 店員とトラブルになる
これも低評価の原因となるのは容易に予測がつくだろう。
配達員の評価項目には「コミュニケーション」と言うものもあるため、そこに抵触することになる。
だが、トラブルの原因は配達員側のせいだけとは限らない。
私の場合、とあるチェーン店にダブルピックへ向かった際、注文番号のシールを店側が貼り間違えており、客から「商品が違う」と連絡があっため、店に戻りそれを指摘したら低評価をもらったことがある。
トラブルの原因は店側のせいということも十分にあるのだ。
よって、報復として店から低評価がつくこともあることは理解しておくべきだ。
・店から低評価をもらうとどうなる?
結論から言って、何も起こらない。
注文が入らなくなると言うこともない。
「じゃあ低評価もらっても良いじゃねーか」
と言う話になるかもしれないが、
相手が大手チェーン店だった場合は細心の注意を払わなければならない。
これは私の同僚の話だが、彼はとある牛丼店に文句を付けた結果低評価がついていた。
それ以来、稼働しているエリアにあるその牛丼店のどの店舗に行っても必ず低評価が付くようになってしまった。
最大で1日6件くらい店から低評価をもらっており、一時期店からの低評価が15件も溜まっていることがあった。
これが店からの低評価には気をつけろと言う理由だ。
これはどう言うことかというと、恐らく、態度が悪い配達員みたいなのが、エリアにある社内全てに回ったのだと思う。
この結果、同僚は今もこの店舗へのピックを全てキャンセルせざるを得ない状況になっている。
この牛丼店以外にも、大手フードチェーン店は稼働エリアに何店舗かあることが多く、客からの需要も多い。
そんなところからマークされたら、私の同僚のような目に会うことになるし、ピックアップへいけないのなら売り上げにも影響しかねない。
店によって態度を変えろとは言わないが、店によって注意は必要と言えるだろう。
・店に低評価を付けるとどうなる?
さて、ここまで店から低評価がついた場合はどうなるかについてお話ししてきたが、逆に、配達員が店に低評価を付けたらどうなるのだろうか。
こんな話がある
これは信じがたい話ではあるが、実際のところ、店側は低評価を付けた配達員は誰なのかを特定することができる。
それによって報復で低評価を付け返してきたり、事情を確認する連絡をしてくる可能性は十分にあるだろう。
大手フードチェーンはこちらが低評価を付けてもそれを確認する暇がないくらい忙しい。
よって、これをしてくるとしたら個人店だ。
”刺すなら刺される覚悟で”
とはよく言うが、配達員が店に低評価を付ける場合は、システム上、マジでそれくらいの覚悟が必要なのかもしれない。
・まとめ
と言うこことで今回は店からの低評価について色々とご説明してみたがいかがだっただろうか。
店に対する低評価が客からもらう低評価よりも色々と面倒なのがなんとなくお分かりいただけたのではないだろうか。
まぁ、なんにせよ低評価をもらわないように日々稼働することが重要だと言える。
今日はここまで。